たまりば

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Posted by たまりば運営事務局. at

群馬大学病院で手術死多数

ちょっと前に群馬大学病院の腹腔鏡手術で患者の死亡率が高い云々というニュースがありましたが、今度はその後続情報で通常の開腹手術での死亡率も通常の三倍という高率だったことが報道されました。しかもその執刀医師は腹腔鏡手術の執刀医と同一人物だったとのこと。


五年前まで遡ったデータのようですから、とりわけ困難な術例が同一医師に集中した、ということは考えられません。考えられる原因は三つです。一つは、各手術で余程実験的な特殊な術式を用いた、言うなれば患者をモルモットにしたとんでもない手術が行われていた場合、二つ目は外科医としては非常に低いレベルの能力技術しか持っていない医師が大学病院の医師として勤務していた場合、三つ目は大学病院に勤務するくらいなので知識は十分に持っているが、手術ばいわば職人技を必要とする繊細な作業なのに本人がとてつもなく不器用だった場合です。


心証としては三番目のケースですね。しかしながら最大の問題は、データで明らかなように何人もの患者が手術後大勢亡くなっているのに、その状況に疑義をはさまず状態を放置していた大学です。アメリカでは確か三年に一度、医師の能力確認をしてライセンスの更新を行うそうです。また、基本的な知識能力を持たないことは論外ですが、最新の知識を持たない医師を野放しにしている厚生労働省の問題でもあると思いましす。  


  • Posted by あさがおっち. at 2014年12月22日12:00